エネミー・オブ・アメリカ

評価:★★★★★

とにかくハイテク情報機器の乱れ撃ち。

体には6個もの盗聴機が付けられ、行動は市街の監視カメラや衛星カメラによってすべてお見通し。

しかもこの映画に登場するすべての技術はとっくの昔に実現されてるものだって言うから恐ろしい。

一つだけ、衛星のカメラを使って逃げる人物を追う事はまだ実現されていないという話ですが、実際はどうだかわかったもんじゃない。

映像は監視カメラからの視点や空撮などを多用してスピーディーかつリアルに(3流映画解説者的表現)物語全体の緊張感を感じさせてくれます。

それに役者も良いです。

今回はシリアスな演技に重点を置いたウィルスミスも「何が何だか分からない」役を好演してるし、途中参加のジーンハックマンもウィルのサポート役として多いに健闘してくれます。

いつ起きてもおかしくない現実的SF感と、正義のヒーローでもなんでもないウィルが奮闘する姿には思わず力が入ってしまいます。

1流のエンターテイメントとして御覧あれ。


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