ジャッキーブラウン

評価:★★☆☆☆

極悪・非道な銃の密売屋「オデール」を演じるサミュエル・L・ジャクソンは、存在感たっぷり。

主役を食う勢いで大暴れします。

ロバート・デ・ニーロも長い服役の為少々ボケた元銀行強盗を好演。

主役のパム・グリアーもタフでカッコイイ。

ブラックミュージックを起用した挿入曲もイカしてます。

ただ、ホントにそれだけ。

誉めるところは全部誉めたってとこです。

タランティーノ特有の派手なバイオレンスも抜き、どんでん返しも無し。

これが”新境地”と言えるのだろうか?

それとも自分が映画の勉強不足なのか?

ちょっと間違った方向に進んでしまった新境地。

タランティーノの変貌ぶりを素直に受け入れていいものなのか?

老舗のファンに見てもらいたい問題作です。


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