セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ

評価:★★★★☆

ぶっ飛んだ予告にノックダウン。

超ミニシアター系。

公開当初は池袋と渋谷でしかやってません。

「腐ったハリウッド映画をぶっ潰せ!」と謎の映画集団が有名ハリウッド女優を誘拐し、反ハリウッド運動を展開。

しかもそれをそのまま撮影して映画を作っちまうという 超ぶっ飛び物語。

その映画集団はとにかくメンバー全員がキレまくり。

具合悪い時に観たら余計具合が悪くなりそうなキャラばかりです。

悪魔崇拝者、元ポルノ女優、ヤク中、ホモetc…

そしてアンチハリウッドな強烈な意志(ヴィジョン)を持つ監督セシル・Bを演じるのは スティーブン・ドーフ(マメ知識:『ブレイド』にクールなヴァンパイア役で出てたりしてます。タイタニックの出演を断ったことで有名とか。)彼がかなり良いです。

もう最後の最後までキレまくり。

最後は特に凄いが・・・。

とにかく勢いで見せる本作 はハードコアな曲に乗って一気に最後まで駆け抜けます。

その割にオチが弱いのはオシイ!

映画の内容は一貫してアンチハリウッドだが、ハリウッド好き好きな筆者でも笑い飛ばして観れるくだらなさとパワー。

衣装や小道具も結構作りこんであって、そういう部分でも見所は あります。

でも内容は絶対に全国区ロードショーは無理だな(笑)。

機会があれば観てね。

パンフにCD-ROMが付いてきたり、プレート製のステッカーが配布されたり、単館系ってそういうとこが好き。


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