デッド・オア・アライブ FINAL

評価:★★★☆☆

伝説となった映画は期待し過ぎという落とし穴に落ちやすい。

あの感動のシリーズがいよいよ完結。

ビデオまで待ちきれず劇場へ。

オープニングの力VS翔に震えと笑いが!

そうコレだよ、コレ!スローで刀を構える力、鉄パイプで鉄砲玉をはじく翔。

テンション急上昇!したのはここまで・・・。

それからは未来都市が淡々と描かれる。

三池らしくないしっかりとした構成のストーリー展開は少々退屈だ。

そしてあまりテンションが上がり切らないうちに、映画のテンションだけが急激に上昇する。

そう、ラストシーンだ。

今この劇場にいる8割の人間はこの瞬間を楽しみにしているはずだ。

G線上のアリアと共にフラッシュバックする過去の名シーン。

確かにカッコイイ(ある意味)。

しかし、ストーリー進行に徹してしまって肝心の二人を描ききれなかった今となっては、二人に対する想いがイマイチ乗らないのである。

しかし、その程度であきらめる三池じゃなかった。

強引にねじ伏せられるかのような力&翔の生身アクション。

いい年したオッサン二人がこんなにがんばってるじゃないか!

そして衝撃のラストは・・・。

三池、やっぱあんた頭おかしいよ。

DOAは本当に伝説となった。

このシーンを主演二人は見てどう思ったのか。

もう諦めているのだろうか。

見終わった後は『物足りなさ』を感じたが、今思い出すとやっぱ凄いわ。

おかしいわ。

予算が無いのか、どう見たって生身の人間が演技してるのに体の周りに電流がバチバチって流れるシーンを何回か挿入しただけで『レプリカント』って言い切るし。

もうDVD買っちゃうぞー。

[以下ネタバレ]

今後少しでも見る気がある人は絶対見ないように!

しかしラストのロボットはなんですか?

何が「俺たち!D.O.A 2001型」だよ。

クソー大爆笑だよ。

顔がクルクル回ってネジみたいになってるし。

CG結構凄いくせにロボットの頭部は亀頭だし。

まさか二人が合体するとは・・・。

期待を裏切るったって、限度があるだろ?

実はこの作品って1作目の続編なんですね。

あの爆発で荒廃した地球が舞台。

で、あの二人の意志を継ぐ戦闘型レプリカント。

二人は自然と惹かれ合い、対峙そして結合。

あ、まじめに解説してる俺が馬鹿馬鹿しくなってきた。


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