ハンニバル
評価:★★★★☆
とりあえず原作は読んでから見ました。
ネット上の評判では原作や前作『羊たちの沈黙』と比べて”大失敗”と言う意見を聞いていたので、期待薄めに、全く新しい映画として観に行ったのが正解だったのかも。
それにしてもレクターの不気味さは健在。
まさにタイトル『ハンニバル』の通り、彼が主役です。
ジョディの降板と衝撃のクラリスだったが、意外に出番が少なく過去に深く触れるような描写も少なかったのであまり違和感がなかったと思う。(意図的?)
何かと原作にこだわる蓮中はメイスンの描写の甘さなどを指摘していたが、メイスンを深く追求しちゃうと主役になっちゃうキャラの濃さだから、あの程度でいいでしょ。
あくまでもレクターの被害者程度に留めておくのが無難。
そして問題のラスト。
そこまで見せちゃうかぁ?のグロさ。
食後に観に行ったら大変な事になるぞ。
というか全国のどこかの会場では大変な事になった人もいるんだろうな・・・。
あ、単純なサスペンスだと思ってる人は見に行かない方が良いと思います。
オーラスは明らかに続編へのつなぎと言った感じ。
舞台は日本だそうです。
賛否両論本作ですが『羊たちの沈黙外伝~ハンニバル~』として観れば面白いはず。
羊たちの沈黙信者でなければそれなりに楽しめる。
1回観たらお腹いっぱいなので★4つ。
~今回の劇場~新宿ミラノ座
入場した時にはほぼ満席状態。やっとのことで席を探し出し着席。隣にはトイレにでも行っているのか、四角い物が入った紙袋が置いてあった。予告が始まってもその紙袋の主は現れず。本編が始まっても現れない。なんか怖くなってきた。もしかして爆発物?それともサリ・・・。そんな恐怖感も加わってドキドキ。映画の内容が内容だけに紙袋が怖いし、紙袋が気になって映画の怖さ増してるし。一人相乗効果でした。
ハ行 / 4つ星 ★★★★| みんなの感想 (0)
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