レジェンド・オブ・メキシコ
評価:★★★☆☆
『デスペラード2』→『ワンス・アポン・アタイム・イン・メキシコ』→『メイド・イン・メキシコ』とタイトルの迷走を続けてきた本作がいよいよ上映。
デスペラードの大ファンとしては待ちに待った期待作。
ところが、なんだか予告編がおかしいぞ!
ジョニーデップが全面に出てきているではないか!
いやいや、これは熱き男バンデラスの映画なのだ。
そんな不安が的中か、なんとなく本編がぬるい。
悪い意味できれいにまとまりすぎているのだ。
それでいてストーリーが微妙に分かりづらい。
アクションシーンも全体にちりばめたためにラストバトルの沸点が低い。
平均的に面白いしツボなポイント(お馴染みバカギター等)はあるんだけど、鮮烈な印象のない映画にまとまってしまった。
それにしてもジョニー・デップだ。
日本全国の女子ジョニー・デップファン連盟から抗議が来そうな扱いだ。
あの美形の目ん玉をくり抜いてしまうとはさすがロドリゲス。
でも本人は楽しんでいるに違いない。
全国デップファンよ「ラスベガスをやっつけろ!」を見て勉強して来い。
しかし、エンドロール後のデップ登場は次回作の主役はヤツってことなのか?謎だ。
そして後半のウィレム・デフォー。
なんで包帯巻いたままなんだろう・・・役者としてあれはアリなのだろうか。
最近キワ者の役が増えてるデフォーさんは今作でも健在なのでした。
総評:バカさ・派手さにおいて中途半端。
もっと暴れろロドリゲス!
ラ行 / 3つ星 ★★★| みんなの感想 (0)
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