新着レビュー

カメラを止めるな!

評価:★★★★★

前情報無しで観たので、序盤は本当に不安でした。
これ本当に面白くなるんだよね?絶賛の映画なんだよね?と、何か伏線は張られているのか、実はこの主人公は・・・とかいろいろ考えました。
手法としてはそこまで斬新なものではないですが、台詞回しや演出のセンス、テンポが非常に良くて前半の勘違い系B旧映画を観ているような独特の雰囲気から一気に引き込まれ爆笑し、そして最後にちょっと涙する。
個性あふれる演者の皆さんも非常に良かったです。


ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

評価:★★★★☆

長いです。
「シャロン・テート殺害事件」が軸になっているとは言え、物語が動くのは終盤でそれまでは落ち目のハリウッド俳優とそのスタントマンの日常がダラダラと描かれます。
当時の時代背景や文化、ハリウッド映画の歴史などに詳しくないと各所に散りばめられた小ネタも全然分からないので、空気を楽しむしか無いです。
でも、この空気感こそがタランティーノの真骨頂だと思っているので、好きな人にはたまらなく、そしてだめな人には退屈極まりない作品です。
ラストバトルや火炎放射器の伏線回収は「デス・プルーフ」のラストにも通づる爽快感。
個人的にはタランティーノの集大成。


キングスマン

評価:★★★★★

これは傑作!
単純にスタイリッシュアクションだと思っていたのですが、師弟とか成長の要素もあったなんて。
ラストの花火は傑作です。
世の中の富豪と要人が一気に消えちゃったけど大丈夫かな?
監督が同じなのでキック・アスと対比されることが多いようですが、個人的にはウォンテッドかな。


龍三と七人の子分たち

評価:★★★☆☆

アウトレイジと比較するとだいぶテイストは違うけど、これは紛れもない北野映画。
いや、たけし映画かな。
頭を空っぽにして気楽に楽しめます。
会話のやり取りが漫才チックだったり、たけしの鉄板ネタ「焼き鳥」もあるよ!
7人も主人公がいると誰かが霞むんだけど、見事にそれぞれの個性を引き出していて全員が輝いていました。
その中でもお気に入りは早撃ちのマックかな。
京浜連合の会長の横にいたお兄ちゃんのツッコミが的確すぎ。


ミスト

評価:★★★☆☆

コレは本当にバッドエンド
一体なんだろう?という謎はとても引き込まれる展開。
でも結局あれは何なのか。
ラストは衝撃です。
せめて、もうだめ!ってところまで耐えればよかったのに。


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