新着レビュー

ゾンビランド

評価:★★★★☆

ゾンビは出てきますが飾りです。ゾンビ映画ではありません。
絶望的状況の中、こんな事態が起きない限りは絶対に混じり合うことのない強烈な個性を持ったメンバーが共に旅をするロードムービーです。
物語自体に目立った斬新さや仕掛けはなく、とにかく主人公たち4人のキャラで押し切ります。
ゾンビ映画あるあるや映画に関する小ネタがたくさん入っているので、知識があるとより楽しめそうです。


バービー

評価:★★★☆☆

ものすごく淡々と韓国の人身売買が描かれます。
まともな大人は出てこないし、何も解決しない、ただただ悲しい映画です。
主人公の女の子がとても可愛らしいですね。
主演の姉妹は本物の姉妹だそうです。


ガールズ&パンツァー 劇場版

評価:★★★★★

ポスターとか、パッと見は完全に「萌え」ですが本編は全く違います。戦車萌えです。戦車ばっかり出てくる「漢(おとこ)」の映画です。
「なにがそんなにいいの?」と言われると、なんて答えていいのか分からないんですが、強いて挙げるなら音楽や展開がとにかく熱い!ってことでしょうか。
あんまり戦車とか詳しくないですが、制作スタッフの熱意というか本気度が見ていてビシビシ伝わってくるんですよね。
ミリタリーに詳しくなくても、ちょっとでも「戦車ってかっこいいよね」と思った男の子は絶対に見るべきです。
ガルパンはいいぞ!


スター・ウォーズ フォースの覚醒

評価:★★★★★

監督は変わりましたが、紛れもなくスターウォーズでした。
様々な変化を求める方も多いようですが、やはりスターウォーズたるものはスターウォーズであるべきで、見終わった後にスターウォーズだなと思えたらそれがスターウォーズなんだと思います。
オープニングに、ドロイドに、ミレニアムファルコンに、ハン・ソロにワクワクしたでしょ?それでいいんです。
新3部作でキーになってくる悪役について、本作ではかなり情けない感じになってましたけど彼の奥深くに眠る「オタク的闇」つまり、あからさまな悪の象徴のようなダースベイダーにはない現代的な隠れた悪を垣間見た気がしました。
今後どのようにこの「悪」が覚醒していくのか期待!


エベレスト

評価:★★★☆☆

事実に基づいた映画なのでクリフハンガーのようなトラブル続出エンターテインメントを想像すると物足りなく感じるでしょう。
ただ、リアルというのはとても残酷で傲慢な態度をとったり単独行動をするような所謂”フラグ”を立てなくても人はあっさりと死ぬ。
特に大きなトラブルもなく登頂できても、天候が変わっただけで山岳チームがほぼ全滅するような怖さを思い知ることができる。
そういう意味では、これが本当の「山」の物語なのだと思う。
3Dで見る山の景色は劇場で観る価値ありでした。


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