新着レビュー
評価:★★★★☆
三池流ヤクザ映画の新境地。
手持ちカメラと自然光を使った撮影方法でドキュメンタリータッチに描かれる男の世界。
加藤雅也、竹中直人、松方弘樹、ミッキーカーチス、石橋蓮司、美木良介、伊武雅刀、遠藤憲一、白竜という豪華キャストに恵まれているにもかかわらず、渋谷の一館のみという上映はもったいない。
主演の加藤雅也は男でも惚れるほどにカッコイイ。
兄貴に忠誠を誓い、兄貴のために全てを捨てて立ち向かう。
最近飛んだ演技が多かった竹中直人も本領発揮といった感じです。
確かに単純に言ってしまえばヤクザ映画なんですけど、本作は今までのヤクザ映画には無かったスタイリッシュさというか、割ととっつきやすい作りになっていると思います。
短命ながらも人生の全てをその一瞬にかけて生きる男たち。
どうせ散るなら流れ星のようにキラッと光って散りましょうや。
とは劇中の剣崎国彦(加藤雅也)の言葉です。
そんな人生に憧れたりもします。
ア行 / 4つ星 ★★★★|
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評価:★★★★★
アメリカと言うより世界中に共通する出来事のような気がします。
「普通からの脱却」誰もが望むことであり、理性で押さえつけているこの欲求を現実にしようとしてしまった家族の堕ちっぷりが、上手く描かれている。
微妙な線(角度で言うと23度くらいか)で徐々に徐々に崩れていく。
どれもリアリティーがあり、コメディーとは言え苦笑。
個人的にはストーリーよりも、クレバーな役が多かったケンビン・スペイシーのダメッぷりに★を4つあげたい。
どこまでも勘違いし、妄想し暴走するダメ親父は今までの彼の役とは大違い。
ケビン・スペイシーのファンなら、そのギャップだけでじゅうぶん楽しめます。
事実俺がそうだからね。
普段見ないジャンルなんで倦厭してたんですが、サスペンスっぽい要素も強く食わず嫌いするとこでした。
ア行 / 5つ星 ★★★★★|
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評価:★★★★★
絶妙のタイミングで挿入されるモノクロ回想シーン・スローモーションなどの演出から、ストーリー運びまで全てにおいて良い。
前半ちょっとダレる感もあるが、中盤からの刑務所シーンに釘付け。
デレクは結局どうしたんでしょうかね。
平和主義に落ち着かず問題提起のままのラストも考えさせられる。
エドワード・ノートンが素敵だ!
ア行 / 5つ星 ★★★★★|
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評価:★★★★★
悔しいですよね。
フランス映画なんてナニクソ!と思っていたのに、人に連れられて観に行ったら幸せな気持ちになっちゃいました。
クソー!ジュネめ。
いい映画撮るじゃないか。
もともとこの監督の『ロストチルドレン』の世界観があまり好きじゃなくて、またキチガイが出てきてギャーギャー騒ぎ立てたらどうしようかと思ってたんですけど、今回の映画は完全に「観る人を幸せにしたい」と言う目的で作られたみたいですね。
本当に小さな事なのに、それが引っ掛かってモヤモヤしてる人たちが次々とアメリによって幸福を手に入れていく様はほのぼのとしていて何とも言えません。
野郎がこんなこと言うのは気持ち悪いですけど、本当にカワイイ映画なんですね。
所々に使われている映像テクニックや目立たないCGI技術がただ単調なファンタジームービーとは一線を隔していて、その辺はジュネらしさなのかなぁと感心したり。
とにかくキャッチコピーの受け売りですけど、観たら幸せな気分になれる映画。
「いやー、映画って本当に素晴らしいですねぇ」と言いたくなりました。
ア行 / 5つ星 ★★★★★|
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評価:★☆☆☆☆
近年のデニーロ作品はロクなもんじゃないですね。
マフィアが自律神経失調症になる様がもっとコミカルに描かれてるのかと思ったら大間違い。
全部半端。
ア行 / 1つ星 ★|
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